どうも、ずばあんです。
今日は長崎県出身のYouTuberコンビ「双子のエッセンス」についての感想です。

(「双子のエッセンス」の動画の一ショット)
「双子のエッセンス」は双子である兄・しゅんすけさんと弟・りょうすけさんの二人で活動するYouTuberコンビです。お二方は共に1996年生まれで、小中高とも同じで、大学はしゅんすけさんは九州大学経済学部、りょうすけさんは名古屋大学経済学部に進まれました。
このアカウントのウリは、ライフル射撃競技ネタと公認会計士ネタ、そして地方の「自称進学校」ネタです。
ライフル射撃競技は、りょうすけさんが高校時代から始め、高校生のうちにライフル射撃競技で全国1位の成績を修められております。その後もりょうすけさんは今に至るまでこの競技を続けられております。
公認会計士は、しゅんすけさんが大学時代に資格を取られ、現在企業にて会計士として働かれております。
そして、「自称進学校」については、お二方が進学されたある中高一貫校でのさまざまな出来事について、時にコミカルに、時に真面目に語るものです。
私ずばあんは、このチャンネルのいちリスナーに過ぎませんが、長崎県出身で高校まで過ごし、高校ではライフル射撃競技をしており(りょうすけさんとは別の学校でしたが)、大学は県外の経済学部に進学したため、いずれのネタにも親近感を強く抱いております。
チャンネル開設は2020年ですが、私がこのチャンネルを見始めたのは2023年末辺りからです。
この「双子のエッセンス」への感想について、各ネタ毎に述べたいと思います。
① ライフル射撃競技
りょうすけさんは高校からライフル射撃を始められ優秀なプレーヤーとして君臨し、その後も大学時代も経て、プロのライフル射撃選手となるべく今までこのスポーツを続けられております。
りょうすけさんが高校時代に打ち立てたエアライフル(10m立射60発……で合ってますでしょうか?)全国高校1位というのは本当に凄い成績です。
私がエアライフル競技をしていた当時、長崎県内で一番成績の良かった方が全国トップ10に入る程だったので、りょうすけさんはそれ以上の腕前ということになります。もし同じ時期に競技をしていれば、他校ながら強烈なファンになってメロメロになったかもしれません。
成績のみならず、大学入学以降も射撃を続けられているのはマジで尊敬しております。射撃競技は銃のほかスタンド、ウェア、シューズ、消耗品である弾……などを自前で用意すれば物凄い金額になります。練習場のレンタル料や銃の保管(※)のコストも入れると更に費用がかかります。そもそも18歳を過ぎればエアライフル射撃競技には猟銃免許保有が必須となります。
(※銃の保有には、規定を満たした保管場所等を都道府県公安委員会に登録しなくてはなりません。建物の建て替えなどで変更の場合も届け出る必要があります。)
こうした金銭面や制度面の障壁がありつつライフル射撃競技を続けられる方はほかの競技程多くはありません。りょうすけさんが得意分野とはいえ様々な犠牲を払いライフル射撃を続けられている姿は、昔同じ競技をしていた身として尊敬します。
あと最近りょうすけさんが作ったファッションブランド「10.9」(テン・ポイント・ナイン)はめちゃくちゃ興味をひかれてます。
(「10.9」とはライフル射撃競技用の標的での最高得点、つまりど真ん中に命中した事を表します。)
② 公認会計士
しゅんすけさんは前述の通り、大学卒業後は公認会計士として働かれております。しゅんすけさんが公認会計士の資格を取られたのは大学時代のことでした。
私が大学にいた頃は、経済学部にいたので同級生は日商簿記の資格を取ろうという人が沢山いました。サークルの先輩(経済学部ではない方)で公認会計士の資格を取り実際に監査法人で働かれた方がおり、初任給が35万円と聞いて驚いた覚えがあります。
私も会計学の授業を受講しておりましたが、どういう訳か授業内容についていけず、お恥ずかしながら2度も単位を落としてしまいとうとう諦めてしまいました。
そのためしゅんすけさんは、勉学や仕事の面で私には出来ないことが出来る人として羨望の視点も合わせて尊敬しております。
③ 地方の「自称進学校」
こちらはチャンネルの内容の大半を占めているネタです。
お二方は長崎県内のある中高一貫校(配信内で名前は出ておりますがここでは伏せさせていただきます)を卒業されてますが、「自称進学校」としてこの学校について様々な角度から取り上げております。
「自称進学校」とは、強度な管理教育や長い拘束時間、多い課題などで生徒を拘束し、その割に進学実績が有名進学校に大きく劣る高等学校(ないしは中高一貫校)を揶揄する言葉です。もとはネット上で出てくるミームで、最近は大学進学塾でもこの言葉が出るようになりました。
チャンネルでは、主にりょうすけさんがこの話題をご本人の経験談として語られております。りょうすけさんが独白で語るときや、対談としてりょうすけさんや旧知の友人、または他のYouTuberやインフルエンサーと語ることもあります。また、寸劇形式で教師や生徒、親などのキャラクターに扮してコミカル(?)に「長崎の自称進学校」の様子を表現しております。
この話題に関して、私も長崎の高校に通ってたので、共感できるところが沢山あり、また別の考えや視点に面白いと思ったり考えさせられる点もあり、面白いなと思いました。
特に共感できると思ったのは、「教育格差」の話でした。
首都圏や関西地方などの大都市圏と、長崎をはじめ地方部とでは、子供の教育機会の差が大きいというものです。その差が今後の人生の質に影響を与えてるとされてます。
りょうすけさんは地方部で「自称進学校」に無理矢理通った人間の「予後は悪い」(※)と述べております。
(※「予後が悪い」とは本来は医療の場で、治療後の回復の見込みが悪い事を意味する言葉でした。近年ネット上では「取り返しのつかない悪い影響が見込まれる」という意味で使われ、ここでもその意味で使われます。)
お二方は私立の小学校に通ったのち、地元の公立中学校が荒れていたため、より進んだイメージのあった公立中高一貫校を受験し入学したとのことです。しかしそこは理想とは違う「自称進学校」であり、チャンネル動画で語られてる通りの学校生活を送られたのでした。
りょうすけさんいわく、当時はそれが普通だと思い心身の調子が悪くなっても無理矢理通ってたと述べております。後に大学に進学し、その話をして回りから「ドン引きされて」それが普通ではないと自覚したとのことでした。
私の通ってた地元の公立中学校は酷く荒れており、数多くのイジメや逮捕者を出しており、当時県内で最悪の不登校者数を記録しておりました。その時のことは今でもトラウマになるほどです。そのため、もしもお二方が「自称進学校」の中高一貫校に進学せず、荒れている地元の中学校に進学されたならば、ということが容易に想像され、その選択肢の乏しさゆえの閉塞感がありありと感じられるのです。
申し訳ないですが、その点については、私は冗談として笑い飛ばして終えることは出来ませんでした。
ここまでがチャンネルのウリについての話でしたが、ここからはより範囲を拡げた感想を語りたいと思います。
○そのほか感想○
りょうすけさんは将来の方向性について、プロのライフル射撃選手として食っていく事を明らかにしております。
それは高校時代にライフル射撃競技で全国トップとなり、大学からのスカウトを受けた事のあるという実績によるものが大きいと思われます。
しかしそれだけではなく、りょうすけさんが本来体躯に恵まれていることやスポーツマンであった祖父の影響により、「トップを目指す」スポーツエリートとしての強固な自負を持っていることも下地にあると考えられます。
故にりょうすけさんの人生の矜持や哲学を表出する姿が「ライフル射撃選手」として生きる道であり、その未来やポテンシャルを犯し破壊する「自称進学校」はじめ諸々の要因への強い憎悪に繋がってると思われます。
私すばあんは、かつて同じスポーツをやってた身として、またスポーツ全般があまり得意ではない側として、自分はりょうすけさんとは違う人間なのだなと思わされました。
だからこそ、りょうすけさんの味わった苦しみについて、全てを解った気になることや、贅沢な悩みだと思うこと、そして目を背けることは私は許されないと考えます。
りょうすけさんが、これからその苦しみに打ち勝ち乗り越えられる事を信じ、夢を成就させることを願いたいと思います。
○おしまいに○
私がこのチャンネルを初めて知ったのは、まさしく長崎の「自称進学校」ネタでバズった時でした。
今まで地元長崎の問題についてここまで真正面から明解に痛烈に描き、取り上げたYouTuberはいませんでした。ここまで言っていいのかという所までガンガン言う辺りにヒヤヒヤしつつも、何か満たされるものもありました。
これまで色んなことがあった分「双子のエッセンス」のお二方には、今後仲良く、それぞれの夢を尊重しながら、過ごしていただきたいなと思いました。
私はこれからも、いちリスナーとしてお二方を見守りたいと思います。
2026年8月20日


